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RAIDとは?仕組み・種類・選び方を初心者向けにわかりやすく解説

RAIDは、複数のHDDやSSDを組み合わせて、 容量・速度・故障耐性を高める仕組みです。 NASやサーバー、自作PCなどでよく使われます。

「RAIDって何?」 「RAID 1やRAID 5ってどう違うの?」 「自分にはどのRAIDが向いているの?」 という方に向けて、この記事では基本からわかりやすく解説します。

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🌍 English version of the RAID calculator

結論:RAIDは「容量・速度・安全性」のバランスを変える仕組み

RAIDは、複数のディスクを1つのまとまりとして使う技術です。 目的によって、容量を優先する構成、速度を優先する構成、安全性を優先する構成があります。

RAIDとは

RAID は "Redundant Array of Independent Disks" の略で、 複数のディスクをまとめて1つのストレージのように使う技術です。

RAIDを使うことで、単純に容量を増やすだけでなく、 データの読み書きを速くしたり、 一部のディスクが故障してもデータを保持できるようにしたりできます。

RAIDを使う理由

つまりRAIDは、単なる「ディスクを増やす方法」ではなく、 ストレージの使い方そのものを最適化する考え方です。

RAIDの基本的な考え方

RAIDには主に3つの考え方があります。

RAIDの種類は、これらをどう組み合わせるかで決まります。

代表的なRAIDの種類

RAID 0

RAID 0は、データを複数ディスクに分散して保存する方式です。 容量効率と速度は高いですが、冗長性はありません。 1台でも故障すると全データを失います。

RAID 1

RAID 1は、同じデータを複数ディスクに複製して保存する方式です。 安全性は高いですが、使用可能容量は少なくなります。

RAID 5

RAID 5は、データとパリティ情報を分散して保存する方式です。 容量効率と安全性のバランスがよく、家庭用NASでも人気があります。

RAID 6

RAID 6は、RAID 5よりさらに冗長性を高めた方式で、 2台までのディスク故障に耐えられます。 その分、使用可能容量は少なくなります。

RAID 10

RAID 10は、RAID 1 と RAID 0 を組み合わせた方式です。 速度と安全性を両立しやすいですが、必要なディスク数が多くなります。

RAIDごとの違いを表で比較

RAIDレベル 容量効率 速度 故障耐性 特徴
RAID 0 高い 速い なし 容量と速度重視
RAID 1 低い 普通 高い シンプルで安全
RAID 5 高め 読み出しは速い 1台故障まで バランスが良い
RAID 6 中程度 書き込みはやや不利 2台故障まで 安全性が高い
RAID 10 中程度 速い 高い 速度と安全性の両立

どのRAIDを選べばいい?

迷ったときは、家庭用NASならRAID 1かRAID 5、 仕事用や重要データを扱うならRAID 6やRAID 10を検討すると考えやすいです。

家庭用NASではどれが人気?

家庭用NASでは、RAID 1とRAID 5がよく選ばれます。

写真、動画、バックアップデータなどを長期保存する場合は、 容量だけでなく復旧時の安全性も考えることが大切です。

RAIDのメリット

RAIDのデメリット

RAIDはバックアップではない

ここはとても重要です。 RAIDは、ディスク故障への耐性を高める仕組みですが、 誤削除、ウイルス感染、ランサムウェア、火災、盗難などからは守れません。

たとえばRAID 1やRAID 5を使っていても、 間違ってファイルを削除すれば、その削除はそのまま反映されます。

重要なデータは、外付けディスクやクラウドなどに別途バックアップする必要があります。

RAID容量を知りたい場合

RAIDの使用可能容量は、RAIDレベルによって大きく異なります。 詳しく知りたい方は、 RAID容量の計算方法 をご覧ください。

実際の容量をすぐ確認したい場合は、 以下のツールが便利です。

RAID容量計算ツールを使う

RAID 5とRAID 6の違いを詳しく知りたい方へ

家庭用NASやサーバーでよく比較されるのがRAID 5とRAID 6です。 容量効率・安全性・選び方の違いを詳しく知りたい場合は、 以下の比較ページも参考にしてください。

RAID 5とRAID 6の違いを見る

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